スキー&スノボのチューンナップ屋さんでがんす。

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2008年 01月 08日

エッジチューンのTOOL

たまにはチューンのおはなし。エッジ用具について。

写真はサイドエッジを研磨する時のガイド。これにヤスリを取付けます。

c0108174_1042431.jpg
手前のゴールドが89°用、
奥の赤いのが88°用のガイドです。
境目の微妙な角度の差が分かるでしょうか。これが1°の差なのです。

▼こちらの方が分かりやすいでしょう。

c0108174_10425274.jpg
手前89°、そして
奥のグレーのは86°!用です。
その差は3°
この差がエッジのグリップやキレの差になります。

サイド86°を指定されるユーザーさんは殆どいませんが、非常に鋭角でまさしく刃物です。
ただあまり鋭角だと、いわゆる「雪に刺さる」ので注意です。

c0108174_1044563.jpg
▲ヤスリをセットした状態。その後、一回り小さいヤスリで仕上げます。

次に、滑走面側のエッジ調整「ビベリング」です。「ビベル」「ベベル」とも言います。

c0108174_10445297.jpgc0108174_1045289.jpg
左が0.5°、右が1.0°用です。傾斜が微妙に違います。

市販のガイドもあるのですが、テープを巻く方法にしています。
ウチではビニルハウス補修用テープを使用。
「丈夫で透明、滑走面が汚れない、糊が付きづらい」等の理由です。

c0108174_1046899.jpg
▲手前0.5°奥1.0°のテープの巻きの違いが分かるでしょうか・・・

実は「何回巻きが0.5°」という明確なモノは無く、各自の感覚になってきます。
巻くテープによっても厚みがぜんぜん違いますから。

あるショップの1.0°が他店では1.5°ぐらいだったりする訳で、
ショップの個性が出るところではないでしょうか。
もちろんどちらも間違っている訳ではありません。
「これがウチの1.0°」といった「ブレのない仕上げ」をしなければなりません。

こちらもその後、一回り小さいヤスリで仕上げます。

c0108174_10464922.jpg
▲最後にダイヤモンドファイルで最終仕上げです。

写真ははガリウム製のもの。上から200番、400番。水を含ませて使用します。
目詰まりした際は砥面ドレッシング粉末で簡単に再生でき、非常に便利です。
レースなどでは雪面の状態によりわざとバリを残す事もあるようですが、基本すべて砥ぎ出します。
一番下は、焼き取り用のダイヤファイル。ホームセンターにて安価で購入。重宝してます。
ホームセンター等でも応用できるものはたくさん有ります。利用しましょう。

以上がエッジ仕上げ用TOOLと手順です。エッジはとても繊細で非常に気を使いますし、
素手で仕上りを確認するので慣れていても生傷が絶えません。皆さんもお気をつけて。

後日、ワックスTOOLと手順でも。
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by Tune-saito | 2008-01-08 12:43 | チューンナップ | Comments(0)


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